ダージリン 50g

ウバ(スリランカ)、キーマン(中国)と並ぶ世界三大紅茶のひとつ。「紅茶のシャンパン」と呼ばれ、フルーティーな香りと爽やかな渋みが特徴です。今回は茶葉の先端の芯芽シルバーチップをふんだんに含んだ上質の茶葉だけを使用しました。

 


原産国 インド
グレード TGFOP1

ダージリンについて

ダージリンは、インド北西部、ネパールとブータンに接するヒマラヤ山麓の高原地帯で、観光地・避暑地としても有名です。紅茶の茶葉には中国種とインド原産のアッサム種がありますが、ダージリンはインドで唯一、中国種の栽培に成功した土地です。地名には「雷の地」という意味があります。日中と朝晩の温度差が大きく、濃い霧が発生します。霧が晴れると、今度は日が差して、湿った茶葉を乾かします。この環境が「紅茶のシャンパン」と呼ばれるダージリン特有の香りと味を生み出しています。

アッサム 50g

深みのある赤い水色。濃厚でありながら、ほのかに感じる甘味。
インド産アッサム種を最も品質のよい時期にだけ収穫し、丁寧に仕上げた贅沢な紅茶です。
まろやかな味はミルクティーに最適です。

 


原産国 インド
グレード FTGFOP1

アッサムについて

アッサム地方はインド北東部に位置する地域です。紅茶の茶葉には中国産とインド原産のアッサム種がありますが、名前で分かる通り、アッサム種の茶樹が発見された場所です。1823年、イギリス人のロバート・アレキサンダー・ブルースがこの地で自生するアッサム種の茶樹を見つけました。その後、弟のチャールズ・A・ブルースが栽培に成功し、世界最大の紅茶生産地へと発展しました。インド国内で飲まれるチャイは、ほとんどがこのアッサム種です。

ニルギリ 50g

二ルギリ
スリランカに近い南インド産の二ルギリは、癖のない味と香りで、フレッシュな飲み心地です。
紅茶のブレンドはもちろん、ハーブやスパイスのブレンドにも適しています。

 


原産国 インド
グレード BOP

 

二ルギリについて

ニルギリ地方はインド南部に広がる丘陵地帯で、ニルギリには「青い山」という意味があります。地理的にスリランカに近く、気候が似ているため、セイロンティーに似た味わいの茶葉が採れます。水色は明るいオレンジ色で、味と香りに癖はなく、飲みやすい紅茶です。そのため、オールマイティに使えます。

ウバ 40g

ウバ
ダージリン(インド)、キーマン(中国)と並ぶ世界三大紅茶のひとつ。標高1200m~1800mの高地で栽培されたハイグロウンティーの代表格で、バラのような甘く豊かな香りが特徴です。刺激的な渋みはミルクティーに最適です。

 


原産国 スリランカ
グレード BOP

ウバについて

スリランカは国名をセイロンから改めましたが、紅茶には今も「セイロンティー」の名称が使われています。産地は標高によって、1200m以上の「ハイグロウン」、600~1200mの「ミディアムグロウン」、600m以下の「ローグロウン」の3種類に分かれています。世界三大紅茶のひとつ「ウバ」はハイグロウンティーの代表格です。ウバ紅茶を世界的に有名にしたのは、19世紀後半のイギリス人、トーマス・リプトンです。あのリプトン紅茶の創業者です。ウバの特徴は、きりっとした渋みと味わい、「ウバ・フレーバー」と呼ばれるメンソール系の香りとバラに例えられるフラワリーな香りです。イギリスではミルクティーに一番多く使われている紅茶です。

祁門 キームン 50g

ダージリン(インド)、ウバ(スリランカ)と並ぶ世界三大紅茶のひとつ。中国南東部・安徽あんき省の産出です。渋みの少ないコクのある味と独特のスモーキーな香りが特徴です。イギリス女王の誕生日に饗されることでも有名です。

 


原産国 中国
グレード OP

 

キームン(キーマン)について

漢字で「祁門」と書き、「キームン」または「キーマン」と読みます。中国安徽(あんき)省はもともと緑茶の産地でしたが、19世紀後半にキームン紅茶が誕生すると、その一大産地となりました。最上級品は蘭の花のような洗練された香りがあることから、「中国のブルゴーニュ酒」と称賛されました。また、イギリスのビクトリア女王の誕生日に献上され、現在も女王の誕生日にキームンを飲む習慣があると言います。特級品はストレートティーで味わいたいですが、手ごろな価格のものはスモーキーな香りがあって、ミルクティーで楽しめます。

正山小種 ラプサンスーチョン 50g

中国福建省産。製茶の火入れに松の木を用いることから、いぶされた松の煙が茶葉について、独特のスモーキーな香りを漂わせます。

 


原産国 中国
グレード OP

正山小種(ラプサンスーチョン)について

中国福建省北部の武夷山(ぶいさん)周辺は茶のルーツと言われています。正山(ラプサン)とは武夷山のことで、小種(スーチョン)は「少ない=貴重な」という意味があります。正山小種の特徴は何といっても強烈でスモーキーな香りです。茶葉を乾燥させるときに松の木をたまたま使ったところ、いぶされた松の煙が茶葉に付着しました。イギリス市場ではもっと強い香りを求めたことから、現在のような強烈な香りが生まれました。高品質のものは中国の果実・龍眼(りゅうがん)の香りがします。フレーバーティーの元祖とも言える珍しい紅茶です。

ヌワラエリア50g

標高1800mの高地で栽培されるハイグロウンティーです。
フレッシュな草のような香りと、花のような甘い香りをほのかに感じます。
その清涼感からストレートティーがお薦めです。

 


原産国 スリランカ
グレード BOP

ヌワラエリアについて

スリランカは国名をセイロンから改めましたが、紅茶には今も「セイロンティー」の名称が使われています。産地は標高によって、1200m以上の「ハイグロウン」、600~1200mの「ミディアムグロウン」、600m以下の「ローグロウン」の3種類に分かれています。ヌワラエリアは標高1600~1800mとスリランカの紅茶産地で一番高く、過ごしやすい気候です。そのためイギリス人のリゾート地にもなり、英国風の建物が立ち並ぶ景観から「リトル・イングランド」と呼ばれました。味と香りは、緑茶に似た爽快な渋み、花のような甘い香りが特徴で、ストレートティーで楽しめます。

ディンブラ 50g

セイロン島中央部の山岳地帯で採れるディンブラは、上品なオレンジ色の水色。花のような甘いふくよかな香りとすっきりとした渋みで、ブレンドにも適しています。

 


原産国 スリランカ
グレード BOP

 

ディンブラについて

スリランカは国名をセイロンから改めましたが、紅茶には今も「セイロンティー」の名称が使われています。産地は標高によって、1200m以上の「ハイグロウン」、600~1200mの「ミディアムグロウン」、600m以下の「ローグロウン」の3種類に分かれています。ディンブラは標高1100~1600mの地域で、ミドル・ハイグロウンと呼ばれることもあります。水色は紅茶と聞いて思い浮かべる赤いオレンジ色。味と香りは典型的なセイロン紅茶と言われています。

 

キャンディ 50g

スリランカの古都キャンディで生産された標高600~1200mのミディアムグロウンティーです。
渋みが少なく、真紅の水色が美しい紅茶です。
ストレートティーでも、アイスティーでも楽しめます。

 


原産国 スリランカ
グレード BOP

 

キャンディについて

スリランカは国名をセイロンから改めましたが、紅茶には今も「セイロンティー」の名称が使われています。産地は標高によって、1200m以上の「ハイグロウン」、600~1200mの「ミディアムグロウン」、600m以下の「ローグロウン」の3種類に分かれています。キャンディはシンハラ王朝キャンディ王国の最後の都です。1866年、イギリス人のジェームズ・テイラーがアッサム種の栽培に成功し、スリランカの紅茶農園が始まりました。そのため、テイラーは「セイロン紅茶の父」と呼ばれています。キャンディは渋みが少なく、穏やかな味わいが好まれています。また、タンニンが少なく、冷やしても濁りにくいことから、アイスティーにも適しています。

アールグレイ 50g

柑橘系の果物ベルガモットの香りを茶葉につけた代表的なフレーバーティーです。
アイスティーにもよく使われています。

 

 


原産国 スリランカ
ブレンド国 ドイツ

アールグレイについて

Earl(アール)は「伯爵」の意味で、Grey(グレイ)は人の名前です。つまり“Earl Grey”は「グレイ伯爵」という意味で、1830年からイギリス首相を務めた実在の人物です。彼が茶商に作らせたお気に入りの紅茶が、アールグレイと呼ばれる紅茶になりました。それは柑橘系の果物ベルガモットの香りを茶葉につけたものです。フレーバーティーの代表格として、今も大勢の人に好まれています。