2021年1月31日
まちゼミ「実は簡単!チャイを作ろう」
敦賀のお店でプロの技を学ぶ「まちゼミ」。
敦賀商工会議所の呼びかけで行っている事業で、
今年で3回目となります。
具体的には、敦賀市内の商店が専門店ならではの
“技”や“知識”を市民の皆さんにお伝えしようというもの。
飲食店から花屋さん、ふとん屋さんまで30のミニ講座が用意されています。
その「まちゼミ」に今回も茶蔵は参加します。
内容は「チャイ」の作り方です。
チャイとはインド式ミルクティーのこと。
日本ではロイヤル・ミルクティーとも言いますが、
実は難しくありません!
ちょっとしたコツを紅茶のプロがお伝えします。
只今、受講者受け付け中。
詳しくは下記の通りです。
<実は簡単!チャイを作ろう>
開催日:2/8(月)、9(火)、11(木・祝)、
12(金)、13(土)、14(日)
時 間:10:30~12:00
定 員:各回4人
受講料:1,000円
持ち物:筆記用具
対 象:小学生~大人(親子での参加歓迎)
申込先:茶蔵 TEL 080-8695-2645
*** 茶蔵よもやま話 ***
さて、チャイは手鍋で煮立てて作りますが、
今回は“スグレモノの手鍋”の話を――。
インスタント・ラーメンでもいいのですが、
何か汁物を手鍋で作って器に移すとき、鍋のふちから
汁がこぼれ散るなんて経験はありませんか?
当店でもチャイを作って鍋からカップに移すとき、
チャイがバチャバチャとこぼれ散ることがたびたびありました。
鍋のふちに切り込みがあっても、きれいに移せない。
実は、当店、チャイ用の鍋を3回も買い直しています。
いったい鍋が悪いのか、自分らの手際が悪いのか?
そんなことに悩んでいたとき、NHKのラジオ番組で
“まさかの情報”を知りました。
“絶対にこぼれない手鍋”があるというのです。
それを紹介していたのは、「料理道具の伝道師」こと
飯田結太(いいだ ゆうた)さんです。
飯田さんは、調理道具の専門店街、東京浅草は合羽橋(かっぱばし)にある老舗、飯田屋の6代目。
仕入れた料理道具は必ず自分で使ってみるのが信条で、
テレビやラジオで“優れものの料理道具”を紹介してくださっています。
ユニークなキャラクターの方なので、ご存知の皆さんも
多いかもしれません。
“絶対にこぼれない手鍋”があること知った私たちは、
「絶対に欲しい!」
と、所用で東京に行った際、合羽橋の飯田屋さんを訪ねました。
すると、何たることか!
店舗のシャッターが閉まっている!
えっ、休みか?
実は飯田屋さん、この日に限って棚卸しのため店を閉めていたのです。
裏口から覗くと店内に年配の女性がいたので、
“絶対にこぼれない手鍋”を求めて福井から来たことを話すと、社長を呼んでくると言う。
そして現れたのが、あの「料理道具の伝道師」飯田結太さんでした。
飯田さんは棚卸しで忙しいにもかかわらず、笑顔で応対してくださり、“絶対にこぼれない手鍋”を倉庫から持ってきてくれました。
なんていい人なんだ・・・。
因みに、取り次いでくださった年配の女性は飯田さんのお母様で、飯田屋の会長さんでした。
ありがとうございます~。
てなわけで、当店では“絶対にこぼれない手鍋”を使っています。
見てください、この個性的なフォルム。
本当にこぼれません。
今回の「まちゼミ」では、この“絶対にこぼれない手鍋”を使ってチャイを作ります。
この鍋を体験するだけでも、楽しいかも 💗
お申込みはお早めに!
お茶とハーブの店 茶蔵
TEL 080-8695-2645